2015年8月7日金曜日

やる気が出ない、集中力を保つには

猛暑が続いていますね。みなさんは体調など崩していませんでしょうか?
食欲のない時は酸味のあるものなどを取りながら、日々健康に気をつけて過ごしましょう。

今回は受験生の相談でよく受ける、「やる気」「集中力」についてお伝えしようと思います。
「やる気が出ない」「集中力が保てない」人の場合、3つのタイプが考えられます。

①疲労蓄積タイプ
 集中しなければいけないのにそう思うほど、他の人の様子が気になったり、机の上が整頓されているかなど別のことが気になってしまうタイプです。
このタイプの人は精神的に疲労がたまっていることが多いです。どんな人であってもいつも集中し続けられるものではありません。気持ちが弱いからということではないのです。
⇒対応:疲れてしまったり、集中力が途切れてしまった時は無理に続けず、「短時間」リラックスできることをしましょう!

②完璧主義タイプ
 
 やらなければならないと分かっているのにとりかかれず、ついついテレビやマンガ、インターネットなどに没頭してしまうタイプです。このタイプの人は、現実的ではない膨大なやることリストや計画を立てていて、しかもそれをこなさなければいけないと思っていることが多くみられます。実際にはとても無理な計画なのでできないのは当たり前なのに、それをこなせない自分にがっかりし、さらにやる気がなくなってしまうというパターンです。
⇒対応:このタイプの人は、完璧主義の人が多いです。完璧にこなそうと思うと手が出なくなってしまいます。計画は現実的に取り掛かれる、無理のないものにしてみましょう。そしていつかではなく、「今」やれることをスモールステップで達成していくようにしましょう。その積み重ねが達成につながります。

③漠然とした不安の強いタイプ
  このタイプの人は、授業がわからない、ついていけない、自分には基礎学力がないようだと思うけれど、実際にどうすればいいのかわからないタイプで、いくつもの参考書を買うけれど、買うだけで終わってしまいさらに不安がつのるのです。
⇒対応:このタイプの人は、まず自分の現状をしっかり把握しましょう。それに基づいて、「自分」の計画をしっかり立て1つずつこなして行きましょう。クラス担任に相談することも有効です。何をすべきか把握できると漠然とした不安は減るものです。

どうでしょうか。自分に当てはまるものはありましたか?もしあったならば、対応を参考に今日から対応してみましょう。